[ 機械 ]
(2017/6/27 05:00)
平出精密は、試作部品向けなどの精密板金加工が主力。設計からレーザー板金、曲げ、溶接、組み立てまで一貫生産する。工場板金の特級技能士を7人抱え、マイクロメートル単位(マイクロは100万分の1)の精度加工を追求する。「国内中小加工業者で抜け駆けし合うより、互いの技術を高めるためしのぎを削るべき」が平出正彦社長の持論。約15年前、卓上での製造ラインを作るため立ち上げた「DTF(デスクトップファクトリー)研究会」という組織を共同運営する。
同社が目下追求するのは「ハイブリッド精密板金」という新領域の加工法。ファイバーレーザーで接合した異なる板厚同士の板金成形や金型なしの精密絞り成形などの実用化を狙う。(諏訪)
▽所在地=長野県岡谷市今井1680の1、0266・22・8866▽資本金=2400万円▽売上高=16億円(2018年1月期見込み)▽従業員=134人▽設立=67年(昭42)5月
(2017/6/27 05:00)
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