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[ 科学技術・大学 ]
(2017/6/30 05:00)
工学院大学は29日、10月に参戦する世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2017」(WSC)で使用する車両を初公開した。帝人など約50社が先端材料や技術を提供し、学生らの製作をサポートした。3度目の挑戦で悲願の初優勝を狙う。
車両名は「Wing」(ウィング)。帝人は炭素繊維強化プラスチック製のボディー、ブリヂストンはソーラーカー用のタイヤを提供した。
チームキャプテンの中川拓朗さんは「良い車両に仕上げられた。チーム一丸で頑張りたい」と決意を述べた。帝人の内川哲茂グループ執行役員は「厳しいレースが予想されるが栄冠をつかんで欲しい」とエールを送った。
WSCは10月8日か豪州で開催され、太陽光のみを動力源に約3000キロメートルを走る。同大はスピードのみを競うクラスに参戦する。
(2017/6/30 05:00)