[ 機械 ]
(2017/7/10 05:00)
【三益/金属パイプ設備IoT化を訴求】
三益(神奈川県秦野市)は「Intelligent Tube Mill」をコンセプトに金属パイプ製造設備のIoT(モノのインターネット)化を訴求。遠隔地の顧客の設備・操業状況を要望に応じてモニタリング(写真)できる。操業指導、部品交換時期の通知、機械トラブルの対応などアフターサービスを拡充する。
【旭精機工業/バネ曲げ・切断ユニットを集約】
旭精機工業は加工線径が0・6ミリ―2・0ミリメートルのバネ機械「T2=写真」など6機種を出展する。T2はバネの曲げ・切断ユニットを三つから一つに集約し、加工範囲を拡大。バネの形状によっては必要になる2次加工を減らせる。自動車のエンジンバルブ用圧縮バネを毎分180個と世界最速水準で生産できる機種も出展する。
【しのはらプレスサービス/一般向けプレス機械保全ツール】
しのはらプレスサービス(千葉県船橋市)は同社が提唱する「トータル・ソリューション・エンジニアリング」を推進するためのIoT(モノのインターネット)ソリューションを発表する。ガード式安全装置「シャッターガード」などの定番以外に、一般ユーザーが簡単に使用できるプレス機械の保全ツールの新商品を出展する。
【パスカル/プレス金型を安全に180度反転】
パスカル(兵庫県伊丹市)は金型のメンテナンス時にプレス金型を安全に180度反転できる反転機(写真)を、実演を交えて紹介する。強力な永久磁石を用いるクランプで、瞬時に上型を固定し、下型との分離や反転が円滑にできる。多様な金型サイズに対応可能。クレーンによる危険な反転作業から、同機への置き換えを狙う。
【京葉ベンド/自動曲げ加工補正システム】
京葉ベンド(千葉県市川市)は自動曲げ加工補正システムを出展する。コンピューター数値制御(CNC)パイプベンダー(写真)で曲げ加工したパイプを3次元測定器で測定し、このデータをソフトウエアで分析して補正値を算出。この数値に基づき、再びパイプベンダーで曲げ加工するもの。曲げ加工の自動化に貢献する。
【ユタカ/高精度な360度画像検査選別装置】
ユタカ(大阪府東大阪市)はガラス製テーブル式で、360度の画像検査が可能な、ボルト・ナット・部品類検査選別装置「YS―2GR=写真」を出展する。雄ねじの頭部外径や形状、座面などを検査するデモを実施する予定。自動車や建築、弱電分野向けに効率的で高精度な全数検査装置として提案する。
(2017/7/10 05:00)