いすゞ、中型自家用・観光用バスを一部改良−１６年排出ガス規制適合

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  全車にＡＭＴを採用した「ガーラミオ」

いすゞ自動車は、中型自家用・観光用バス「ガーラミオ」を一部改良して２１日に発売する。９月から適用される２０１６年排出ガス規制に適合させたほか、全車に機械式自動変速機（ＡＭＴ）を採用した。消費税抜きの東京地区希望小売価格は、代表車型で１５３２万円。ガーラミオシリーズ全体で年間１５０台の販売を目指す。

今回の改良では、エンジンを従来のＪ０７Ｅ型（６・４リットル）から小型化した新型Ａ０５Ｃ型（５・１リットル）に変更。ＡＭＴと併せることで燃費を向上させた。排出ガス中の窒素酸化物（ＮＯｘ）を浄化する装置「尿素ＳＣＲ」を採用して、１６年排出ガス規制に適合させた。

６速のＡＭＴに加えて、セレクトレバーで操作して手動で変速するマニュアルモードの選択が可能。速度計とエンジン回転計の大径化やメーター内の文字を拡大することで視認性を高めた。