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[ 化学・金属・繊維 ]
(2017/7/20 05:00)
特殊高分子を応用、自動車・住宅向け提案
【千葉】アドバンスト・ソフトマテリアルズ(千葉県柏市、野田結実樹社長、04・7133・6151)は、不織布など一般的な吸音材に塗布するだけで、その吸音率を約2倍に高められる吸音加工剤を開発した。分子間の化学的な結合点が動く特殊な分子構造を持つ高分子「スライドリングマテリアル」(SRM)を応用した製品で、吸音材を省スペース化できる。自動車や住宅の吸音材向けに提案し、SRM応用製品で5年後に年間売上高3億円を目指す。
吸音材に使われる不織布やウレタンフォームなどの多孔質材料は、固有の周波数でのみ高い吸音効果を示す。新製品はSRMの特殊な構造により、全周波数域で吸音率を高めたり、吸音のターゲットとする周波数のピークを変えたりできる。多孔質材料では吸音が難しかった1000ヘルツ以下...
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(2017/7/20 05:00)
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