[ 政治・経済 ]
(2017/7/20 05:00)
日本政府観光局(JNTO)が19日発表した1―6月の訪日外国人数は、前年同期比17・4%増の1375万7000人となった。JNTOが主要市場として設定する20の国・地域すべてで過去最高を更新した。旅行需要が高まる時期に合わせて実施した訪日プロモーションが奏功。昨春発生した熊本地震後の訪日需要低迷からの反動増も影響した。
1―6月の国・地域別トップは韓国で339万5000人。前年同期比42・5%増の大幅な伸びは熊本地震の影響による需要低迷からの反動増が主因。格安航空会社(LCC)を中心に増便が相次いで、座席供給量が拡大した。前年同期に比べて最も増加率が高かったのはインドネシアで44・9%増だった。航空券安や各種媒体での日本の露出増が追い風になったと分析する。
6月の訪日外国人数は、前年同月比18・2%増の234万7000人で6月として過去最高。台湾が単月として過去最高となった。
クルーズ船寄港数の増加や、地方へのチャーター便運航などが寄与した。韓国や中国、香港、米国などで6月の過去最高を更新した。
(2017/7/20 05:00)