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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/7/27 05:00)
日立オートモティブシステムズ(日立AMS)は、年内に運転手の操作が不要な「レベル4」に相当する完全自動運転技術搭載車の走行実験を日本で始める。完全自動運転の実用化が当初想定の2020年代後半よりも前倒しになると判断し、実験を早期に始める。自動車メーカーがレベル4相当の完全自動運転の実用化を表明する中、同社は車用制御システムの豊富な知見を生かし、センサーやソフトウエアの高度化を急ぐ。
レベル4の走行実験は国内の自社のテストコースで行う。大規模駐車場を想定したスペースを作り、運転手が車にいない状態で車が自動走行して駐車する「自動バレーパーキングシステム」の実験を行う。
実験車両には同社製のステレオカメラなど各種センサーや自動運転用の小型電子制御ユニット(ECU)を搭載。ステアリングなど各種アクチュエーターと親会社の日立製作所が持つインフラやセキュリティー技術...
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(2017/7/27 05:00)
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