[ ロボット ]

ロボカップ名古屋世界大会、開会式を開催−42カ国・地域の393チーム参加

(2017/7/27 05:00)

  • 開会式であいさつする野田ロボカップ国際委員会会長

  • 最終調整に取り組む「サッカー」出場チーム

自律移動型ロボットの世界的な競技会「ロボカップ2017名古屋世界大会」の開会式が26日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開かれた。27―30日の日程で「サッカー」や工場での作業補助「インダストリアル」など5分野・26のサブリーグで42カ国・地域の393チームが関連技術を競う。

今回初めて、身長130センチメートル以上の人型ロボットのサッカー「ヒューマノイド・アダルトサイズ」で従来のPK方式を改め1対1形式を採用。家庭用ロボットの「@(アット)ホーム」では、既製品のソフトバンク製「ペッパー」、トヨタ自動車製「HSR」でプログラム技術を競う2リーグも新設した。

主催団体の一つ、ロボカップ国際委員会の野田五十樹会長(産業技術総合研究所人工知能研究センター総括研究主幹)は、20年目となる同大会と「2050年に人型ロボットのチームでサッカーワールドカップの優勝チームに勝つ」という目標について再確認。「三英傑も天下統一に50年かかった。頑張ろう」と一層の技術開発の進展と大会の成功、今後のさらなる盛り上がりを訴えた。(名古屋)

(2017/7/27 05:00)

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