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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/8/16 05:00)
味の素は国内主力工場の川崎事業所(川崎市川崎区)内で、商品包装の新工場を稼働した。鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は9670平方メートル。これまで6カ所に分散していた包装場を1カ所に集約。ライン数を大幅削減し、ロボットや無人搬送車(AGV)を合計17台導入し、1人当たりの生産性を1・7倍に高めた。ゾーンごとの管理で異物混入を排除するとともに、内外にカメラを設置し品質保証も向上させる。
新工場の設備投資額は約48億円。調味料の味の素やほんだし、丸鶏がらスープ、甘味料のパルスイート、スポーツサプリメントのアミノバイタルなどの包装を担当する。
包装能力は年間約240万ケース。従来工程は包装場とラインが複数に分かれていて手作業も多く、効率が低かった。
新工場に導入したロボットは仕様が異なる2ラインの対応を1台で行える多機能型で、最終包装製品集荷作業のAGVと合わせて、人の移動を容易にし、効率を高めている。
(2017/8/16 05:00)