[ その他 ]
(2017/8/17 05:00)
日刊工業新聞社が19日に発行する月刊誌「工場管理」9月号では、「共に学んで、共に変わる!中小企業を伸ばすカイゼンの輪」を特集する。全国各地の企業間ネットワークを活かした3S・5Sや改善活動の取り組みを紹介し、中小企業の改善活性化へのヒントを示す。
中小企業では改善活動が停滞し定着しない、改善レベルが上がらないなど悩みを抱える企業も少なくない。そうした中、地域や同業・異業種など企業同士が交流を深めながら改善を進めていく動きが活発化している。各地で3Sのグループ活動を指導する、MDファクトリーHSの川端政子社長は「グループで取り組むことは互いに刺激を受け、競争心やモチベーション、仲間意識の醸成につながる」と強調する。
特集では宮城、大阪、島根、足利など各地で展開する改善活動を取り上げ、企業が連携しながら取り組む意義を見いだす。また、社内の改善活動を活性化するためには、他社の工場を見てヒントを得ることも有効だ。これまで3000人が訪れたオグラ金属(栃木県足利市)の改善の見どころを案内。工場見学での心得も示す。
(2017/8/17 05:00)