[ ICT ]
(2017/9/1 05:00)
京セラは31日、自転車や見守り端末など移動する対象物に取り付けてデータを収集できる通信モジュール「IoTユニット=写真」を開発したと発表した。消費電力を抑えて広域無線ネットワークを構築する「LPWA」を高速のLTEベースで実現する通信規格に対応した。
IoTユニットの発売時期は未定だが、国内の大手携帯電話会社が2017年秋から展開する2種類の規格に対応する。京セラは新製品の投入により、通信モジュール端末の売上高で、21年3月期に現在の約10倍となる300億円を目指す。
対応する規格は「LTEカテゴリーM1」と「LTEカテゴリーNB1(NB―IoT)」。既存のLTE基地局を使い、既に展開している地域に利用できる。送受信のデータ容量は小さく、通信速度も遅いため、大容量で通信する用途には適していない。(京都)
(2017/9/1 05:00)
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