- トップ
- 商社・流通・サービスニュース
- 記事詳細
[ 商社・流通・サービス ]
(2017/9/6 05:00)
日本郵便は5日、宅配便「ゆうパック」の個人向け基本運賃を、2018年3月1日から平均12%程度引き上げると発表した。発着地が沖縄以外の場合、現行料金に110―230円加算する。ゆうパックの値上げは15年8月以来。
5日都内で会見した横山邦男社長は「過重労働、低賃金という形で社員に犠牲を強いるビジネスモデルには限界がある」と述べ、値上げの主な理由が人件費単価の上昇にあるとした。
値上げにより年間80億円の増収を見込む。詳細な運賃表は10月に公表する。宅配大手ではヤマト運輸が27年ぶりに10月から、佐川急便が04年の運賃届け出以来初の11月からの値上げを決めていた。日本郵便は値上げとともにサービス改善策も公表。ウェブ決済の利用による割り引きを導入するほか配達時間帯の拡充や指定場所配達サービスなどに取り組む。横山社長は「戦略的再構築を行い、高付加価値化に向けた取り組みを加速させる」と力を込めた。
(2017/9/6 05:00)
総合3のニュース一覧
- フジタ医科器械、小型・軽量で移動容易な血中酸素濃度測定器を開発(17/09/06)
- 金沢大・富山県立大・YKK、女性研究者育成で連携(17/09/06)
- 「東芝メモリ」売却が最終局面−サプライヤーは「WD推し」、好循環の協業維持願う(17/09/06)
- 人×モノ、動画で「特別体験」−トランスコスモス、俳優・山田孝之さんと新会社(17/09/06)
- コーヒーで温かく見守り−ネスレ日本、高齢者家庭向けIoTサービス(17/09/06)
- 国立科学博物館、人型ロボ「プロメテ」を未来技術遺産に登録(17/09/06)
- 日本郵便、個人向け宅配値上げ−来年3月から12%(17/09/06)
- きょうの動き(17/09/06)
- 米ユナイテッド・テクノ、ロックウェルを2.5兆円で買収(17/09/06)
- 中国招商局港、ブラジルの港湾ターミナル買収(17/09/06)