[ その他 ]
(2017/9/14 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発売する月刊誌「型技術」10月号では、「産学官連携を活かした金型・成形技術の高度化と人材育成」を特集する。
金型関連企業が技術力を高めるための手段の一つとして、大学や公設試などとの連携による研究開発、人材育成を提案する。
総論は西日本工業大学の野中智博教授が、「中小企業による公的支援事業、産学官連携活用のポイント」を執筆した。公設試験研究機関に勤務し、公的資金を活用して企業と共同研究を行った経験をもとに、公的支援事業への提案方法などを説明する。
事例のPart1「研究機関が実施する技術開発・人材育成支援」では、岩手大学金型技術研究センターや岐阜大学次世代金型技術研究センターなどの取り組みをもとに、研究機関が実施する中小企業に向けた技術開発支援や共同開発、人材育成方法などを紹介する。
Part2「技術開発にかかわる資金調達・産学官連携の実施例」では、金型メーカーのエフ・エー・テックやプラスチック成形の一倉製作所、金属表面処理の北熱などがサポイン事業に取り組んだ事例を紹介する。
(2017/9/14 05:00)