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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/9/15 05:00)
せとうちクルーズ(広島県尾道市、城暁男社長、0848・70・0391)は14日、10月17日に就航させる宿泊型豪華客船「ガンツウ=写真」を報道陣に公開した。ガンツウは瀬戸内海に浮かぶ小さな宿をコンセプトに、常石グループの中核でバラ積み貨物船建造を主力にする常石造船(広島県福山市)が同社初の客船として建造した。
木材を多用した客室は4タイプ全19室。瀬戸内海を船首から眺められる約90平方メートルの「ザ ガンツウ スイート」や、露天風呂を備えた約50平方メートルの「テラス スイート」など海に面した部屋で航海を楽しめる。
せとうちクルーズは常石グループのせとうちホールディングス(広島県尾道市)の子会社でクルーズ客船事業を手がける。城社長は「(ガンツウを)2隻、3隻目と就航しなければならないように、今後(宿泊型豪華客船を楽しむ)市場が大きく育てば」と期待を込めた。(福山)
(2017/9/15 05:00)