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[ エレクトロニクス ]
(2017/9/15 05:00)
凸版印刷はセキュリティーシステムを手がける米システック(ニュージャージー州)と共同で、バーコードの印刷の個体差を利用し商品の真偽を判定するサービスに乗り出す。商品に記載されたバーコードをスマートフォンで撮影するだけで、印刷の微細な差異を見分ける。2018年4月から日本の流通・小売業やメーカーなどに向けて提供し、18年度には関連サービスを含めて約2億円の売り上げを目指す。
真偽判定サービスは、消費者が専用のアプリケーション(応用ソフト)で撮影した商品バーコードの画像情報と、商品の製造工程で印刷された商品バーコードの画像情報を照合する仕組み。商品に印刷されているバーコードをそのまま真正品の真偽判定に利用できるのが特徴だ。また照合はクラウドで提供するため、サービスを導入する負荷を軽減できる。
凸版印刷が商品などのバーコード画像を取得。一方、システックはバーコードの画像データ解析や照合、判定用...
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(2017/9/15 05:00)
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