[ 自動車・輸送機 ]

PDエアロスペース、新型エンジン燃焼実験 宇宙機搭載用を公開(動画あり)

(2017/9/21 05:00)

  • ロケットモードでの燃焼実験

【名古屋】PDエアロスペース(名古屋市緑区、緒川修治社長、052・621・6996)は20日、開発中の宇宙機に搭載する新型エンジンの燃焼実験を愛知県碧南市で公開した。単一エンジンで「ジェット」と「ロケット」の二つの燃焼方式を切り替える構造。7月24日に世界初の切り替え実証に成功していた。今後は改良型エンジンと有人宇宙機の開発を並行して進め、2023年をめどに有人宇宙旅行の事業化を目指す。

開発中のエンジンはデトネーション(爆轟)と呼ばれる衝撃波を伴った燃焼を推進力に使う。二つの燃焼方式を切り替えることで航空機と同様に滑走路での離着陸が可能になるほか、単一エンジンのためシステムも簡素化でき、宇宙への人やモノの輸送コストを減らせる。緒川社長は「今後はさまざまな人と連携し、(事業)規模を拡大していく」と語った。同社にはANAホールディングスやエイチ・アイ・エス(HIS)も出資している。

(2017/9/21 05:00)

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