[ 政治・経済 ]
(2017/9/27 05:00)
経済同友会の小林喜光代表幹事は26日の定例会見で、安倍晋三首相が25日表明した消費増税による増収分の使途変更について「とにかく(消費税率を8%から10%に)上げることが重要だ」と重ねて強調した。「上げるならそちら(社会保障制度などの充実)に使わないと消費者も納得しないという新しい発想」と一定の理解を示した。
また、じわり上昇する社会保険料などには無自覚ながら、消費税増税には過敏に反応する国民性を指摘した。その上で、10月10日公示・22日投開票となる衆院選では増収分の使途変更について国民の信を問うだけでなく、財政健全化には「(消費税率は)10%で終わりではないというメッセージを出すことが重要」と強調した。
いずれの政党からも歳出削減策について言及が乏しいことに対し「出ずるを制するのが先のはず」と懸念を表明。「政治家の志が下がった」と嘆いた。
(2017/9/27 05:00)
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