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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/9/28 05:00)
ホンダは、2輪車「スーパーカブ=写真」の生産を中国から熊本製作所(熊本県大津町)に移管する。中国の人件費高騰や為替が円安傾向にあることを受けて、国内での生産を決めた。ブランドイメージの向上も図る考えだ。
スーパーカブは、コスト削減を目的に2012年から生産を中国に移していた。9月に新排ガス規制が既存の2輪車に適用されることを受け、新型車を発売するタイミングで熊本での生産を始める。発売は11月ごろを予定。排気量50ccの「スーパーカブ50」は約23万円、同110ccの「スーパーカブ110」は約27万円で、どちらも現行車種より約4万円値上げとなりそうだ。
スーパーカブは1958年に発売。まもなく世界の累計生産台数が1億台になる人気車種。
(2017/9/28 05:00)