[ ICT ]
(2017/9/29 05:00)
JSRとNTT、アクセンチュア(東京都港区)は28日、工場の安全性や生産性の改善に寄与するデータを有機的に連携させる「スマートコンビナート」の実証プロジェクトを始めたと発表した。JSRの千葉工場(千葉県市原市)でプラントの運転管理や保全業務といった暗黙知を映像や音声で自動収集し、さらに機械設備のデータと組み合わせて分析する基盤を構築する。
3社は併せて、オペレーターに対して機械学習アルゴリズムに基づく適切な判断をリアルタイムで提示する仕組みも開発。スマートコンビナートで求められる機能や基盤について、実証実験に取り組む。
JSRが持つプラントの運転管理・保全業務の知見とNTTグループの人工知能(AI)技術、アクセンチュアが国内外の化学業界で蓄積したノウハウを組み合わせる。
(2017/9/29 05:00)
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