シーテックきょう開幕／「ＩｏＴ」テーマ踏襲−課題解決型ビジネス訴求

３日から幕張メッセ（千葉市美浜区）で開幕するエレクトロニクス展示会「シーテック２０１７」は、商品の展示会からビジネスモデルの展示会へと様変わりした。２０１７年はＩｏＴ（モノのインターネット）などのテーマを踏襲。同テーマを中心に課題解決型ビジネスを訴求する場として運用する。

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  シーテック２０１７はビジネスモデルの展示会へと様変わりした

今回、注目されるのは異業種企業が集まる「ＩｏＴタウン」エリア。金融や住宅業界などが集まっており、１７年の出展数は１６年比で約１・５倍に増加した。また工作機械や新興企業などの初出展も増えており、約半数が新規出展となった。

背景には出展する業種の幅を広げたことがある。異業種同士のビジネスモデルを披露し合うことで、将来は革新技術を活用して社会課題を解決する「ソサエティー５・０」を実現していく。

一方、シーテックをリードしてきた電機業界は、ＩｏＴなどの技術の根幹を担っているため、引き続き...