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[ エレクトロニクス ]
(2017/10/4 05:00)
ジャパンディスプレイ(JDI)の関連会社であるJOLED(東京都千代田区、東入来信博社長、03・5280・1600)は第三者割当増資を実施し、有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)の量産に向け資金調達をする方針を固めた。JDI能美工場(石川県能美市)で計画する印刷式有機ELディスプレーの量産向けで1000億円前後とみられる。量産開始は2019年半ば以降を想定している。
近く、JOLEDが増資に向けた具体的な作業に入る見通し。実用レベルの印刷式有機ELディスプレーを手がけるのは同社のみで、その技術には高い関心が集まっている。顧客やパネルメーカーなど国内外の複数の企業が出資候補者として名乗り出そうだ。
JOLEDはJDI石川工場(同川北町)で11月から基板サイズ4・5世代のパネルを生産し、出荷を始める予定。ソニーが医療用モニターへの採用を決めている。
能美工場では基板サイズ5・5世代...
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(2017/10/4 05:00)
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