ＪＲ東、変電設備のスリム化実証開始

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  ・回生電力貯蔵装置　・変電設備スリム化のイメージ（JR東日本提供）

ＪＲ東日本は１０日、列車位置情報を活用して変電設備をスリム化する実証試験を始めると発表した。千葉県の内房線・君津―上総湊間の大貫変電所に回生電力貯蔵装置を設置。従来の変電所設備を、蓄電池と電力変換装置で置き換えることが可能かを確認する。実用化を視野に２０１８年６月まで試験を行ってデータを取得する。

電車のブレーキ時に発生する回生電力を、蓄電により効率的に活用して、電車に加速用の電気を供給する。試験には蓄電容量７６キロワット時の蓄電池を備えた日立製作所製の回生電力貯蔵装置を使う。