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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/11 05:00)
フランスの航空機メーカー、ATR(トゥールーズ)のクリスチャン・シェーラー最高経営責任者(CEO=写真)は10日、都内で会見し、2025年までに日本市場でターボプロップ機100機の納入を目指すことを明らかにした。リージョナルジェット機に比べて短距離の燃費性能が良く、小規模空港でも離着陸できる特性を訴求し、受注獲得を狙う。
ATRはイタリアのレオナルドと欧エアバスの合弁会社。これまでにターボプロップ機1200機を各国の航空会社に納入しており、同機の世界シェアは75%という。日本では天草エアライン(熊本県天草市)と日本航空(JAL)グループの日本エアコミューターが採用。老朽機の更新や、離島間や地方間の路線に需要を見込んでいる。
ターボプロップ機は機体などに設置したプロペラを、ジェット排気により回転させるタイプの航空機。
(2017/10/11 05:00)