- トップ
- 科学技術・大学ニュース
- 記事詳細
[ 科学技術・大学 ]
(2017/10/12 05:00)
文部科学省は、2017年度の科学研究費助成事業(科研費)状況を発表した。
新規の「挑戦的研究」は採択率が10・8%となる一方、充足率は100%に達した。支援案件を厳選し、挑戦に必要な予算は研究者の要求を満たす仕組みで始めたことが功を奏したようだ。
科研費の採択率は政策目標で30%が掲げられている。
「基盤研究(C)」は応募件数が2437件と前年度比6・4%も伸びた。しかし微増の「若手研究(B)」とともに、利用者が多いことから採択率約30%を確保している。
これに対して「挑戦的研究」は科研費改革の一環で、他種目と異なる設計となっている。初年度応募は「挑戦的研究(開拓)」が1116件、「同(萌芽)」は同1万4491件だった。
採択率は従来の「挑戦的萌芽研究」の55%と比べ大幅に低いが、充足率を高め、メリハリを付けた。
(2017/10/12 05:00)
大学・産学連携のニュース一覧
- 学生発VBのPOL、理系学生支援拡大 奨学金・研究室情報をウェブ提供(17/10/12)
- 600校の生き残り戦略・私大トップに聞く(20)大同大学学長・神保睦子氏(17/10/12)
- 私大の地方創生取り組み、「学生ボランティア」7割−私大連調べ(17/10/12)
- すべての人に学びの場を−大阪商大、朝活セミ(17/10/12)
- 文科省の科研費採択、今年度「挑戦的研究」10.8%(17/10/12)
- 中部大と愛知学院大が協定(17/10/12)
- キーワード/理系の就活(17/10/12)
- 蔵前工業会と東工大、21日に「人とロボットの近未来」セミ(17/10/12)
- 東大、来月11日に「香り、味、フェロモン」セミ(17/10/12)
- 環境研究機関連絡会、来月22日にシンポ(17/10/12)