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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/18 05:00)
三菱電機は17日、2018年にも高精度の衛星測位と3次元(3D)地図情報を活用した自動走行システムの実証試験を、米国とドイツやオランダなどの欧州に広げると発表した。海外では8月に同社や独ボッシュなどが設立した独サプコルダサービスが、準天頂衛星システムを使い現在位置を正確につかむ「CLAS」との互換サービスを国際配信する計画。さらに地図大手の蘭ヒアなどの高精度地図を使い、海外実証に乗り出す。
三菱電機が実証する自動走行システムは、車載カメラによる車線の認識と測位情報などを組み合わせ、霧や降雪などの悪天候でも加速や操舵(そうだ)といった複数の操作をシステムが担う「レベル2」を維持する。
この仕組みを使い、17年9月に世界初めてとなる実証を日本で始めた。これを海外に広げ、システムの開発競争を主導する。
同システムは悪天候に向くほか好天時の高速道路では、自動車が主に運転を担う「レベル3」に高められる。
(2017/10/18 05:00)
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