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(2017/10/19 05:00)
20日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」11月号では、「カイゼン・マイスターが教えるトヨタ生産方式のエッセンスと最新事例」を特集する。セントラル自動車(現トヨタ自動車東日本)出身のコンサルタントで運営する「カイゼン・マイスター」の小森治社長がトヨタ生産方式(TPS)の基本要素を解説。同社の指導先企業の導入事例を紹介する。
第1章の解説で小森社長は、「多品種少量で安く作るTPSは中小企業にも適した手法」と強調する。徹底したムダ排除と人づくりがTPSの真骨頂であり、挑戦、達成感、自信のサイクルを回すことが改善活動を成功させる秘訣(ひけつ)という。
第2章の事例では、中小企業におけるTPSの導入経緯から改善活動のプロセスを紹介。農場から豚肉加工、惣菜販売を手がける平田牧場(山形県酒田市)は、TPSを全社展開した。工程別能力表、標準作業組み合わせ票、標準作業票の標準3票を作成したことで問題が見える化し、時間管理の意識が生まれた。改善活動を進化させ、季節によって生産高のバラつきが生じやすい農場での生産性維持を目指している。
(2017/10/19 05:00)
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