[ ロボット ]
(2017/10/19 05:00)
巨大ロボット同士の殴り合いの行方は―。造形作家の倉田光吾郎氏らの制作ユニット「水道橋重工」と、米ロボット開発会社「メガボッツ」による全長4メートルを超える搭乗型ロボット同士による対決が18日、参加交流型サイト(SNS)上で映像配信された。
水道橋重工のロボット「クラタス」は1戦目、メガボッツのアイアングローリー(マークII)と対決して助走をつけたパンチで殴り倒して勝利。しかし、続く2戦目で2機目の「イーグルプライム」(マークIII)のチェーンソーの前に敗北した。
クラタスは対決に向けて足回りを改修。4本脚の後ろ脚2本を2輪に変え、前脚2本を補助的な車輪脚に変更した。6・5トンの重量でも時速29キロメートルで走れる。
1戦目を一撃で勝利したクラタスだったが、2戦目のイーグルプライムの重量はクラタスの約2倍の12トン。ペイント弾の応酬後、殴り合いをしたが、重量差から攻撃が効かず、最後はイーグルプライムのチェーンソーで手や指をそがれ、肩関節を破壊されたところで機能を停止した。
次回開催は不明だが、巨大ロボの規格外の戦いをエンターテイメントとして見せる先駆けとして注目された。
≪動画:MegaBots Inc.≫
(2017/10/19 05:00)