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[ トピックス ]
(2017/10/27 05:00)
日本企業が活性炭市場でM&A(企業の合併・再編)を進めている。2014年に大阪ガスがスウェーデンの大手メーカーを傘下に収めたのに続き、クラレが最大手の米カルゴンカーボン(ペンシルベニア州)を17年中に11億700万ドル(約1200億円)で買収する。いずれも、伸び悩んでいた既存の活性炭事業の世界展開が狙いだ。水や空気などの浄化に使う活性炭は環境規制強化で需要増が続く。だが参入障壁が低く、新興国による過剰生産の懸念もある。(小野里裕一、大阪・香西貴之)
クラレ/カルゴン買収―「高付加価値」で勝負
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(2017/10/27 05:00)
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