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(2017/10/31 05:00)
■アクセスランキング・ベスト10(10/23~10/29)
1位 高強度CFRP、射出成形で製造 小松精練がファナックと実現
2位 トヨタ・ホンダ、EV事業前倒し 全固体電池、20年代前半に量産
3位 広島大と静岡大、岩盤含水モデル構築 海水、年23億トン減少
4位 【電子版】太陽系外から飛来した小惑星か、米ハワイ大が発表 時速9万キロ超
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7位 NTT西、練習映像をAIで分析 中高生のソフトテニス向けシステム
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9位 未来の車を支えるテクノロジー(上)止まらぬ電動化-「全固体電池」の衝撃
10位 東京モーターショー/マツダ、圧縮着火実現-次世代ガソリンエンジン
■解説:トヨタ・ホンダ、EV事業前倒し 全固体電池、20年代前半に量産(10/26)
東京モーターショー2017が東京ビッグサイトで開幕した。ただ、今回は無資格者による車両検査が日産自動車に続きスバルでも発覚し、華々しいイベントに水を差すことになった。
一方で、モーターショーの見どころとしては、今後市場が急拡大するとみられる電気自動車(EV)がずらり。トヨタとホンダが全固体電池を2020年代前半に量産することも表明した。現在主流のリチウムイオン電池は可燃性の電解質を使っている関係上、安全性に課題がある。また、これまでの日本の自動車産業はハイブリッド車も含め、ガソリンエンジンなど内燃機関車をベースに成長を続けてきた。その常識が大きく変わろうとしている。
来るべきEV時代には、モーターや電装品、半導体、センサー類も重要なキーパーツとなるだろう。それに加え、安全性の高い全固体電池をいち早く実用化することで、電動車という新しい土俵でも日本の自動車産業全体の競争力向上につながっていけばと思う。
(2017/10/31 05:00)