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[ 医療・健康・食品 ]
(2017/11/2 05:00)
オリンパスは生体内を細胞レベルまで観察できる超拡大内視鏡「エンドサイト」を2018年2月に国内で発売する。最大520倍の光学拡大機能により、病気の診断精度を向上できるほか、病理診断で使う顕微鏡と同等レベルまで拡大できるため、組織を採取して顕微鏡で調べる生検を省略できる可能性もある。価格は710万―790万円(消費税抜き)。消化器科などの医療機関を中心に提案する。
発売するのは上部消化管用と大腸用の2機種。従来品は約80倍までの拡大観察が可能で、毛細血管などの形状確認程度が限界だった。同製品は手元操作部のズームレバーを動かすことで、通常観察から顕微鏡レベルの高倍率まで高精細な画像を得ることができる。同製品は消化器内視鏡システムの最上位機種「イーヴィスルセラエリート」に接続して使用する。
(2017/11/2 05:00)
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