メガバンクのブロックチェーン技術実証、金融庁が支援表明

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金融庁は２日、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＭＵＦＧ）などメガバンクグループが共同で実施するブロックチェーン技術の実証実験を支援すると発表した。実験では、ブロックチェーン技術を使って顧客の本人確認手続きを金融機関共同で実施できるシステム構築を検討する。

同システムが構築できれば、同実験に参加する金融機関のいずれかで本人確認をした顧客が、他の金融機関との間で新規取引を行う場合に、再度本人確認をする手間がなくなる。

ＭＵＦＧのほか、三井住友フィナンシャルグループ（ＦＧ）、みずほフィナンシャルグループ（ＦＧ）、デロイトトーマツグループが参加。期間は１１月から２０１８年３月まで。

金融庁は９月に、ベンチャー企業や金融機関によるフィンテックの実証実験を後押しする「フィンテック実証実験ハブ」を設置。今回が第１号案件となる。