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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/11/8 05:00)
トヨタ自動車は7日、2018年3月期の連結業績予想(米国会計基準)の各利益項目を上方修正し、営業利益が前期比0・3%増の2兆円になりそうだと発表した。8月時点は2期連続の営業減益の見通しだったが、円安や原価改善、販売台数増などを反映し増益に転じる。連結販売台数も8月時点比5万台増の895万台を計画。日本、北米、欧州で台数を積み増し業績を底上げする。
永田理副社長は「今年は競争力を徹底的に磨く。攻めと守りの両方に取り組む」と話した。原価改善による営業利益の押し上げ効果は1200億円と同200億円積み増した。自動運転など次世代分野への投資が膨らむ中、「製品開発の原資を今のうちに稼ぐ」(永田副社長)方針だ。
通期の想定為替レートは1ドル=111円、1ユーロ=128円とそれぞれ8月時点からドルで1円、ユーロで4円の円安に見直した。通期の設備投資は同400億円減の1兆2800億円。研究開発費...
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(2017/11/8 05:00)
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