[ 地域経済 ]
(2017/11/8 05:00)
三菱総合研究所が7日発表した関西国際空港から出国した外国人旅行者への調査結果によると、2016年に関西圏で最も多く外国人旅行者が訪れた観光地は大阪市内の難波・心斎橋エリア(写真)で702万人だった。同年の訪日外国人数2403万人の約3割に当たるという。
大阪府内では梅田・大阪駅周辺が551万人、大阪城が443万人、日本橋が420万人だった。京都府内で最多は東山で480万人。金閣寺周辺は274万人、河原町・烏丸・四条は265万人だった。
日本での滞在期間は東アジアからの旅行者がおおむね1週間以内、欧米・豪州からの旅行者が10―13日程度だが、大阪・関西での滞在期間に大きな変化はなく、大阪での滞在日数は東アジア、欧米・豪州ともに4―5日だった。
同調査は鉄道各社などの協力を得ながら17年2―7月に聞き取り調査を行い、約4000サンプルを集めた。
(2017/11/8 05:00)