国交省、ドローン輸送実証−侵入検知など機能確認

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国土交通省は１３日に、長野県伊那市でブルーイノベーション（東京都千代田区）と東京大学と共同で、飛行ロボット（ドローン）を使った荷物輸送の実証実験を行う。離着陸の支援や風速・風向などの予測、第三者の侵入検知など、各種システムを統合して活用。荷物輸送に関わるシステムが正常に機能するかを確認する。

実証実験では、伊那市の美和郵便局―道の駅南アルプスむら長谷間で、ドローンが荷物を輸送する。郵便局員が注文票を入れた箱をドローンに取り付け、郵便局から道の駅に飛行。道の駅で店員が注文の品を箱詰めし、ドローンが郵便局に戻って郵便局員が商品を受け取る。飛行ルートは片道約２キロメートル。

実施には伊那市や日本郵便、自律制御システム研究所（千葉市美浜区）、ＮＴＴドコモが協力する。