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[ エレクトロニクス ]
(2017/11/11 05:00)
半導体製造装置・材料の専門展である「セミコン・ジャパン2017」(SEMI主催)が12月13-15日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。今回は自動車、製造、医療という各分野のスマート化およびIoT(モノのインターネット)の計4分野に焦点を当て、製品・技術の展示やセミナーを行う。
IoT関連の特別展「ワールド・オブ・IoT」には国内外の主要企業約80社が出展。セミナーでは14日の「IoTグローバルトレンドフォーラム」でアーム、インテル、ソニーが、スマートかつコネクテッドな世界を実現するための技術を紹介する。
15日の「IoTコネクティビティフォーラム」では、第5世代移動通信システム(5G)や広域をカバーするIoT向け無線通信LPWAなどの次世代技術が産業用IoT、スマートマニュファクチャリングにもたらたすイノベーションについて、NTTドコモ、エリクソン、日本ヒューレット・パッカードの各社が解説する。
自動車関連では2つのセミナーを用意。「スマートモビリティフォーラム」(13日)と「IoTキーテクノロジーフォーラム」(14日)で、最先端の自動運転バス、自動運転車、電気自動車(EV)についての課題や展望を語る。
14日に開かれる製造関連の「スマートマニュファクチャリングフォーラム」では、インダストリー4.0時代の統合生産環境構築に向けた自律分散的製造ラインについて、富士機械製造、横河電機がソリューションを提案。医療関連の「スマートヘルスケアフォーラム」(13日)では、インターネット協会、TDK、日立製作所が、AIとIoTの融合による、ビッグデータ解析治療や遺伝子解析などでのイノベーションの最前線を紹介する。
展示会場では、トヨタ自動車とテスラが最新技術と製品を出展するほか、「オール・アバウト・ドローン」と名付けた企画を実施し、ドローンの分解部品の展示や、実際にドローンを飛ばすデモも行う。
(2017/11/11 05:00)