【電子版】5年3カ月ぶり、売り上げ減 セブンの記録途絶える

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  長雨による悪天候で各社がマイナスとなった

　セブン―イレブン・ジャパンの連続増収記録がストップした。同社が10日発表した10月の国内既存店売上高は前年同月比0．5％減と、2012年7月以来、5年3カ月ぶりのマイナスとなった。台風が2度接近するなど天候不順で客足が鈍った。

　1人当たりの購入額は4．2％増加したものの、客数が4．5％減少した。同社は「天候の影響はあったが、（弁当や総菜など）デーリー商品を中心に販売は引き続き好調」（広報）と説明している。

　一方、ファミリーマートはファミマブランドの既存店売上高が1．2％減、ローソンも4．0％減と発表。競合チェーンも長雨の影響を受けた。（時事）