[ ICT ]
(2017/11/16 05:00)
【名古屋】タイテック(名古屋市南区、廣瀬隆志社長、052・824・7373)は、高い画像処理性能を持つ組み込みシステム開発用ボードコンピューターの「GT―X1=写真」と「同X2」を発売した。心臓部に米エヌビディア製人工知能(AI)コンピューターモジュール「ジェットソンTX1」、「同TX2」を採用した。カメラ1台とケース、参考プログラムなどを付けた実勢価格が約50万円(消費税抜き)から。初年度1000台の販売を目指す。
世界的な評価を得たジェットソンTX1、同TX2の高い画像処理機能を追加の回路構築なしに、そのまま利用できる。
USB3・0仕様のカメラを4台まで接続でき、ディープラーニング(深層学習)機能を持つ画像認識システムなどの評価・実証ができる。
画像認識による検査装置の心臓部にも有効。自社のプリント基板量産技術を生かし、顧客が製品開発を終えた後の量産に向けて、特注仕様も供給する。
(2017/11/16 05:00)
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