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[ 化学・金属・繊維 ]
(2017/11/16 05:00)
三菱マテリアルは自動車の発光ダイオード(LED)ヘッドライト向けに、アルミニウム回路付き絶縁基板(DBA基板)とヒートシンクの一体型部品(写真)を開発した。基板とヒートシンクをロウ付けで直接接合し、熱抵抗を既存品比で半減させた。すでに光源メーカーなどに試作品の提供を始めた。量産時期は未定だが、2025年に年間販売数量100万個、売上高10億円を目指す。
LEDチップを複数搭載し、配光パターンを制御するタイプのヘッドライトの放熱性向上に寄与する。
DBA基板は窒化アルミニウムを基材とした。同ライトで使われる超小型の集積回路パッケージ(CSP)も窒化アルミニウムを基材としているため、DBA基板とCSPの熱膨張の差が少なく、両者を接合するハンダのひび割れなどが起きにくい。
(2017/11/16 05:00)
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