[ 機械 ]
(2017/11/21 05:00)
三菱重工業、三菱重工コンプレッサ(MCO)、三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の3社は20日、MHPS製の出力12万キロワットのガスタービンと最新の燃焼器技術を組み合わせ、窒素酸化物(NOx)排出を1ケタppmに抑制する実証試験に成功したと発表した。三菱重工グループとして、同ガスタービンとMCOの高効率コンプレッサーと組み合わせて、液化天然ガス(LNG)プラント向けに提案していく。
中規模出力の2軸の「H―100形ガスタービン=写真」を使い、8月から11月まで実証試験を実施。全負荷運転で1ケタppmの低NOx性能を実証した。環境規制の厳しい北米市場に対応できるとしている。
三菱重工グループは発電プラント向けのガスタービンで多くの納入実績がある。今回、コンプレッサーと組み合わせた高効率システムにより、LNGプラント向け受注の獲得を目指す。
(2017/11/21 05:00)
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