三菱商事、フィリピンから鉄道車両受注

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三菱商事は２０日、フィリピン運輸省からマニラＬＲＴ１号線向け鉄道車両を受注したと発表した。受注額は約３００億円で、日本とフィリピンとの間で締結された円借款で賄われる。

スペインの車両メーカー、カフがモーターやブレーキなどで日本製の機器類を採用し、製造する。納入時期は２０２０年末から２２年始めの予定で、１２０両、３０編成を納入する。

ＬＲＴ１号線はマニラを南北に走る約２０キロメートルの高架鉄道で、利用客の増加により、既存路線の南方に約１２キロメートルの延伸工事が進められている。

今後の運行数の増加などに対応し、輸送力の増強につなげていく。