[ ロボット ]

三菱電と安川、海外でロボット開発体制を拡充 迅速対応で競争力

(2017/11/24 05:00)

三菱電機と安川電機は、海外でロボットの開発体制を拡充する。三菱電機は2019年にも中国で現地向け製品の開発に乗り出す。安川電機は18年に、スロベニアに開発拠点を置く。地域や産業ごとにロボットに求められるニーズは多様化している。川崎重工業も技術者を増員しており、各社は世界各地の顧客の要望に迅速に対応できる開発体制を整備している。

三菱電機は18年6月に中国・常熟市の工場で海外初となる産業用ロボットと制御装置の生産に乗り出す。これに合わせて大連市の研究開発拠点にロボットの技術者も配置した。現地需要を反映しつつ部品の現地調達率も高めて、競争力の高い製品を開発する。

安川電機は18年9月に、スロベニア・リブニツァ市で同社として欧州初のロボット工場を稼働する計画。稼働に合わせて、工場に開発機能も設ける。技術者は数人規模で始め、順次増員する予定だ。

現在もドイツとスロベニアの拠点で、現地のニーズ...

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(2017/11/24 05:00)

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