三菱自「ＲＶＲ」、水島製作所に生産移管

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三菱自動車は２０日、小型スポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ＲＶＲ」の生産を岡崎製作所（愛知県岡崎市）から水島製作所（写真、岡山県倉敷市）に移管し、生産を始めたと発表した。岡崎製作所で１０月から新型ＳＵＶ「エクリプスクロス」の生産を開始したことに伴う対応。２０１８年３月期中は岡崎製作所でもＲＶＲの一部生産を継続する。国内生産体制を最適化し、生産効率化を図る。

水島製作所は年間３５万５０００台の生産能力を持ち、電気自動車（ＥＶ）「アイ・ミーブ」や軽「ｅｋワゴン」などを生産している。ＲＶＲは１２月１５日に生産終了した輸出向けセダン「ランサー」のラインで生産する。

ＲＶＲの現行モデルは１０年の発売以来、国内や欧米を中心に累計約１１３万台を販売しており、三菱自の主力車種となっている。