[ 商社・流通・サービス ]

関空第1ターミナルビル、来年度から改修 効率化へ自動化機器導入

(2017/12/28 05:00)

関西エアポート(大阪府泉佐野市、072・455・2103)の山谷佳之社長は27日までに日刊工業新聞の取材に応じ、運営する関西国際空港(関空)の改修計画を明らかにした。関空第1ターミナルビルを2018年度から22年度にかけて改修する。

同社は5年で総額946億円の投資計画を打ち出しており「うち関空関連で8割(約760億円)を見込む」(山谷社長)。旅客動線を短縮する自動化機器なども積極的に取り入れる方針だ。

機械化や省人化が進む世界の先進的空港を参考に、空港到着から搭乗までの出発手続きなどを効率化する。高度化したチェックイン機や手荷物預け機、保安検査機などを導入。これら自動化装置から得られた旅客動線データを空港運用データベース(AODB)に蓄積、分析できる体制も整える。

山谷社長は「20年までに一定の機能を完成させ、特に主力の第1ターミナルの能力を高めたい」(山谷社長)とした。また、訪日客の利用増を追い風に、関空と大阪国際(伊丹)、18年4月から運営が始まる神戸空港を合わせた関西3空港トータルの18年度利用者数で「5000万人を達成したい」と改めて強調した。17年度の利用者数は約4700万人を予想する。

(2017/12/28 05:00)

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