[ 中小・ベンチャー ]

住幸、箸で健康成分摂取 亜鉛・鉄分を付着

(2018/1/10 05:00)

  • 先端部に亜鉛や鉄分を付着させた箸

【新潟】住幸(新潟市東区、坂井輝幸社長、025・278・7803)は、亜鉛や鉄分を付着させた箸を開発した。調味料に箸を浸すとこれらの成分が徐々に溶出し、食事しながら手軽に摂取できる。今後、ドラッグストアでの販売に向けて開発と製造の提携先を探索し、健康補助につながる商品として早期実用化を目指す。

箸の先端5センチメートル部分の表面を凹凸状とし、木製と樹脂製の場合は塗装工程の最終段階で箔(はく)状にして巻き付けるか、微粒子状にして亜鉛や鉄を付着させる。付着量は1膳につき約2グラム。

食酢やしょうゆなどの調味料に箸の先端部を浸すと亜鉛や鉄が徐々に溶出する。県都食品環境分析センター(新潟市東区)と長岡技術科学大学に依頼した測定の結果では、亜鉛の場合、1日3回の食事で5ミリグラム程度の摂取が見込めるという。

同社は商品化に向けて、ソフトウエア開発などを手がけるサイプラス(同)とともに、新会社を設立することを検討する。提携先となる箸メーカーも探索する。

(2018/1/10 05:00)

中小企業・地域経済1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

集まれ!設計1年生 はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン