エアバス、天津工場生産拡大で覚書

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欧州の航空機大手エアバスは９日、北京で天津工場に関する協力拡大に関する覚書を交わしたと発表した。マクロン仏大統領の訪中に合わせて行われたもので、エアバスは天津工場における「Ａ３２０機」の月産規模を２０２０年初めまでに現在の４機から６機に引き上げる。ただ、当初期待された中国によるエアバス機の購入契約には至らなかった。業界筋によると、エアバスは中国の調達機関に対する１００機前後の売却に向けた交渉を進めていたという。

（パリ＝ロイターＥＳ・時事）