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[ 化学・金属・繊維 ]
(2018/1/12 05:00)
旭化成は11日、日米でリチウムイオン二次電池用セパレーター(絶縁材)を増産すると発表した。総設備投資額は約75億円。2020年度上期までに完工し、生産能力は湿式・乾式合計で現状(建設中含む)比で27・9%増の年11億平方メートルに拡大する。世界的に電気自動車(EV)など電動車シフトが加速しており、主要部材の需要も急拡大している。
同社は米国・ノースカロライナ州の乾式セパレーター工場内に新たな製造設備を導入する。能力増強分は年産1億5000万平方メートルで、18年度下期の商業運転開始を予定。
また、守山製造所(滋賀県守山市)の敷地内に湿式セパレーター工場を新設する。能力増強分は同9000万平方メートルで、20年度上期に商業運転を始める。
16年5月に公表した同11億平方メートルの供給体制整備計画の一環だ。ただ、当初想定より需要が旺盛なため、現在さらなる能力増強を検討している。
(2018/1/12 05:00)
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