昨年の訪日客、過去最多2869万人 消費は初の４兆円

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日本政府観光局（ＪＮＴＯ）が１６日発表した２０１７年の訪日外国人数は前年比１９・３％増の２８６９万９００人で、５年連続で過去最高を更新した。ビザの緩和や消費税免税制度の拡充などの取り組みや積極的なプロモーションが寄与した。

国・地域別に見ると中国が最も多く同１５・４％増の７３５万５８００人だった。韓国が２番目に多く同４０・３％増の７１４万２００人。伸び率が最も大きかったのはロシアで同４０・８％増の７万７２００人だった。

同日発表した１７年の訪日外国人旅行消費額は同１７・８％増の４兆４１６１億円と初めて４兆円を突破した。中国が同１４・９％増の１兆６９４６億円と全体の３８・４％を占め、伸びをけん引した。