[ ロボット ]
(2018/1/24 05:00)
ホンダの装着型歩行支援ロボット「ホンダ歩行アシスト」が欧州の医療機器認証にあたる「医療機器指令(MDD)」の認証を取得した。これによりCEマーキングを使用できるようになり欧州連合(EU)域内での事業展開が可能となった。ただ今後の欧州展開については未定という。
歩行アシストは国内では医療機器認定を取得しておらず、医療機器としての認証取得は初めてとなる。
今回の認証は、生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」に基づく評価・認証を活用した。日本のISO認証の第三者機関である日本品質保証機構(JQA)と、ドイツの第三者認証機関が連携して認証された初の医療機器指令認証となる。
ホンダは1999年に歩行アシストの研究を開始。15年11月から国内の法人向けに歩行訓練機器としてリース販売を始めた。これまでに約250施設で導入されている。
(2018/1/24 05:00)