[ 機械 ]
(2018/1/25 05:00)
日本電産の永守重信会長兼社長は24日、都内で決算説明会を開き、2021年度のロボット用精密制御減速機の生産能力を16年度比で40倍以上の台数に拡大する方針を明らかにした。18年度以降に2000億円規模の設備投資を計画する。小型の協働型ロボットや無人搬送車(AGV)の普及拡大に対応する。ロボット化や省電力化、車の電動化の流れを見据え、生産能力を確保する。
同時に、電気自動車(EV)向けでは車輪を動かす駆動力(トラクション)を発生させるためのモーター製品「トラクションモーター」を中心に生産体制を強化する計画。永守会長は「減速機やトラクションモーターの引き合いが大変強い。対応するために来期は過去最大の投資になるだろう」と語った。
また同日、日本電産が発表した17年4―12月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比19・7%増の1271億円。売上高は同27・4%増の1兆1059億円で、売上高、営業利益ともに4―12月期の過去最高を更新した。買収の手続きが完了した会社を新規で連結化したことで、家電・商業・産業用モーターの売上高が増加した。
(2018/1/25 05:00)
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