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(2018/1/30 05:00)
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■解説:パナソニック、住宅用IoT基盤「ホームX」 今春投入(1/23)
今や人工知能(AI)スピーカー花盛り。市場を切り開いたアマゾンを筆頭に、グーグル、LINE、そして2月9日にようやく米国などで発売に踏み切るアップルなど参入が相次ぐ。重要なのは各社ともスピーカー販売による収益だけを期待しているわけではないこと。音楽配信サービスや通販などとの相乗効果に加え、スマートフォンでは難しい屋内での個人データ収集も狙いの一つ。
さらにはスピーカーあるいはそのAI機能を他社に提供することで、家電・住宅機器・車などの音声インターフェースに活用するケースも目に見えて増えてきた。例えば、パナソニックはAIスピーカーではグーグル、車載用システムではアマゾンと、この分野での「2強」の音声認識AIの採用を表明している。
かたや住宅用IoTをめぐっても、アマゾンやグーグル、サムスン電子、アップルなどIT大手がAPIを公開し、仲間づくりに躍起となっている。日本企業は以前ほどではないにしても、家電分野ではいまだ強みを持つ。自社製品だけをつなげたIoTでは「いつか来た道」でインパクトは限られ、市場で優位に立つにはパートナーをどれだけ引き込むかにかかっている。ネットワーク全体を統括するOSとその上で動く音声認識AIと、階層に応じてプラットフォーム争奪をめぐっての競争や合従連衡が白熱化しそうだ。
(2018/1/30 05:00)